05/09/07 Last up date

MIRANDA F 1/500 - 1966?

このタイプ、F型ボディーの 1/500はやはり資料が見つからない。
雑誌をひっくり返してみても全く出てこず、1行記事のインフォメーションくらいあっても良さそうなのだが
見つからないままである。
シリアル番号帯も #No734xxxしか見つからないから
もし3桁台の生産であったなら大変レアなタイプと言えよう。

ピギー・バックのメーターはMIRANDA Gの物を乗せてみた。
おそらくYASHICA JPやYASHICA PENTA Jのメーターのように専用の1/500表示のタイプがある はずで
コレクションするにあたっては頭の痛いところである。
なにしろメーターもボディーも少量なのは間違いが無いからだ。
しかし、例によって全く価値はないのだが。

MIRANDA Fでは、フロントのエプロン、シャッターボタンの反対側に
絞り込みプレビューレバーのボタンがある。
Fにマッチングのレンズ側にはプレビューレバーが無い。
Fの分類ではプレビューレバーが重要な点になっているのだ。

このモデルはプレビューレバーが省かれており
FVのようなプレビューが出来るレンズに適した機体であるからFVの系統になる。
もっとも、FVはFのバリエーション、つまりF型である。
ややこしいが
やはり分類上、この1/500をMIRANDA Fとするのはおかしい
ブルーブックの「MIRANDA F 」の「1/500」という記載は誤解を生じるだろう。
というのも、これはどうもMIRANDA Fではないのである。

05/09/08


illustration courtesy of Miranda volunteer of japan-lux

「ブルーブックには、Fの500分の1の写真や詳細は 出ていないので、此れがそれかは、判りませんが
ほとんどFvのB級品の様で、最高速の出ない物の フロントパネルとダイアルを替えた製品に見えます。
本来1000分の1の所にもクリックが有りシャッターが 切れます。
ただシャッターショックがとても小さく感じユニットが 違うのかも知れません。」とのことで

ペンタックスのS-2のように隠れた1/1000が付いている
S-2の隠れ1/1000はメーカー(ペンタックス)では
「S-3と同じ1/1000は保証できない」ということで表示されていないと聞いたことがある。

巻き上げ角度などはFやFvと同じなのだろうか?
E-bayでチェックしてみるとどうもイギリス(か、ヨーロッパ)のみ販売かもしれない。
ちなみにE-bayでの個体は#No734xxx。#No734354

TMなどのように太平洋圏では販売されなかったミランダもある。
反対にヨーロッパ圏では販売されなかったアイテムもありコレクター泣かせなのだ。

02/03/10

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