title

01/09/26:Last up date 07/12/27

Automex-III

automex31964-10 発売 
定価 ¥45,500(ケース¥2,500)
シャッター B、1-1/1000、
標準レンズ ソリゴールミランダ50mmf1.9

1965年突然、国内販売が再開されて「アサヒカメラのニューフェイス診断室 1965 2月号 Automex-III」でも驚きと歓迎で採り上げられていた。

以前シンクロ接点のあった場所に、受光角40度のCdsのメーターを組み込んだモデルで、露出計感度はASA25-1600である。
このオデコのプレートは好き嫌いが分かれるところだが、このアクの強さがミランダ的なデザインと言える。
プレートはうすい金色で、他に銀色のバージョンもあり、それは後期型に分類されている。
automexのレンズは、鏡筒がアルマイト仕上げにデザインが変わり「k」のシリアルも消え、Fなどと共通のものに変わった。

ちなみに同年「トプコンREスーパー」という世界初のTTL一眼レフが発売されているのは御存じの通り。しかし、 外光式露出計を持った一眼レフの時代はまだまだ続いており、 TTL一眼レフが出そろうのはもうちょっと後、 1966年から1967年頃の事であった。
あっという間に外光式メーターの一眼レフは陳腐化したのだが、ミランダTから数えてもまだ8年しかたっていないのに、凄いスピードで一眼レフが進化したことには驚くばかりだ。

感触は、automexというよりも次世代機のセンソレックスの方が近いように思ったが、故障した個体が多く見られた事も記しておく。

@ recommends IE5.0. Font size 12(for Mac os classic)And recommended browser is more than 4.0.
Copyright 1998 by Hiroki -Mirand i- Yamashita
All rights reserved.+ designed exclusively for MIRANDA enthusiasts.

Top