ミランダが倒産してから発表されたと言う謎のK-マウントミランダ。
これはシムコ製のカメラのOEM製品でした。
CIMCO OEM MIRANDA
 シムコ製
Miranda with Cinar lens.とTopcon AM-1
シムコはレンズメーカーとしての方が馴染みがあるかも知れないが、一眼レフも造っていた。
元トプコンの技術者が設立に関わったとか関わらなかったとかで大変興味深いメーカーだが、このシムコのカメラはトプコンの最後のモデルになるはずだった「トプコンAM-1」のOEMというのである。
そしてさらにOEMされてミランダのブランドでも売られたと言うことらしいが、元の TOPCON AM-1はKマウント機で、エキザクタマウントと独自のレンズシャッター機用マウントをとうとうあきらめて1978,1979
年頃インフォメーションがあったものの、トプコンがその年、民生用カメラから撤退したので幻のカメラになってしまった。当時の雑誌記事などを検証してみるとKマウントの使用権が旭光学とうまく行かなかったような話も見られた。
トプコンはAMー1のマウントを従来のトプコンマウントと互換性を持たせる方向だったようで、もしそんな便利なものが純正で当時出てたら今頃さぞかし高額プレミアが付いていただろう。純正のトプコン-Kマウントアダプターなんてあったら欲しい。
シムコのこの他のブランドでは、10年ほど前のケンブリッジカメラの広告にあった「linderbrad」ブランドのカメラが
Topcon clubの見たところ、アヤシイとのことです。
ただ、このケンブリッジカメラの広告はちっさなイラストな上、ケンブリッジブランドで売り出していたソ連製キエフ4の広告にニコンSPのイラスト
を使ったりするのでちょっと眉唾なのだがイラストは確かにシムコらしいものでした。
*トプコンAM-1の詳細はTopcon
club に
TOPMAN
また、ミランダレンズにはトップマンブランドがあるようだが
トップマンはカメラ雑誌等でお馴染みの山岳写真家、三宅 岳さんのコラム等に詳しいが、もともと長野にあったミランダの標準レンズ製造工場なのである意味純正のミランダレンズとも言えそう。しかし関係は例によってほとんど無いとおもう。
またK-マウントに関してPentax
K mount compatible cameras があります。
ここはなくならないウチに早く観てコピーしましょう!
世界のKマウント機リスト-研究会編
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