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The later Miranda


DIXONS MIRANDA

実際手に取ってみると結構カワイイ。ミランダと言っても名前だけなのだけど
ちょっと使ってみたくなる。

DIXONSはイギリスのヨドバシカメラのような量販店でオリジナル(?)ブランドがミランダのようだ。

一眼レフはもちろん、コンパクトカメラや各種マウントの交換レンズ 、ビデオ関連などミランダブランドで揃っていたようだが最近チェックしてみたらコンパクトカメラが2機種だけになっていた。
DIXONSのミランダも過去のモノになりつつあるらしい。


MS-1 illustration courtesy of
Miranda Historical Society
left 2 Compact miranda illustration courtesy of HULOX

これは110。
i110 llustration courtesy of japanese colector n.o

一眼レフのMS-1、MS-2、MS-3などのK-マウント機は日本製のようですが、ミランダとしては国内販売はされていないようです。ま、どっちにしろ往年のミランダとはなんら関係はありません。
ちなみにMHSの記事によるとチノン、コシナ製ミランダMSシリーズは1980年代にDIXONSで販売したとあります。
MS-1はコパルのスクエアシャッターでおそらくチノン製。ミランダネームの50mmf2付きです。

 

ミランダが倒産してから発表されたと言う謎のK-マウントミランダ。
これはシムコ製のカメラのOEM製品でした。

 

CIMCO OEM MIRANDA

シムコ製 Miranda with Cinar lens.とTopcon AM-1

シムコはレンズメーカーとしての方が馴染みがあるかも知れないが、一眼レフも造っていた。
元トプコンの技術者が設立に関わったとか関わらなかったとかで大変興味深いメーカーだが、このシムコのカメラはトプコンの最後のモデルになるはずだった「トプコンAM-1」のOEMというのである。
そしてさらにOEMされてミランダのブランドでも売られたと言うことらしいが、元の TOPCON AM-1は
Kマウント機で、エキザクタマウントと独自のレンズシャッター機用マウントをとうとうあきらめて1978,1979 年頃インフォメーションがあったものの、トプコンがその年、民生用カメラから撤退したので幻のカメラになってしまった。当時の雑誌記事などを検証してみるとKマウントの使用権が旭光学とうまく行かなかったような話も見られた。
トプコンはAMー1のマウントを従来のトプコンマウントと互換性を持たせる方向だったようで、もしそんな便利なものが純正で当時出てたら今頃さぞかし高額プレミアが付いていただろう。純正のトプコン-Kマウントアダプターなんてあったら欲しい。
シムコのこの他のブランドでは、10年ほど前のケンブリッジカメラの広告に
あった「linderbrad」ブランドのカメラが
Topcon clubの見たところ、アヤシイとのことです。
ただ、この
ケンブリッジカメラの広告はちっさなイラストな上、ケンブリッジブランドで売り出していたソ連製キエフ4の広告にニコンSPのイラスト を使ったりするのでちょっと眉唾なのだがイラストは確かにシムコらしいものでした。

*トプコンAM-1の詳細はTopcon club

 

TOPMAN

また、ミランダレンズにはトップマンブランドがあるようだが
トップマンはカメラ雑誌等でお馴染みの山岳写真家、三宅 岳さんのコラム等に詳しいが、もともと長野にあったミランダの標準レンズ製造工場なのである意味純正のミランダレンズとも言えそう。しかし関係は例によってほとんど無いとおもう。

またK-マウントに関してPentax K mount compatible cameras があります。
ここはなくならないウチに早く観てコピーしましょう!
世界のKマウント機リスト-研究会編