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MIRANDA F

 


絞りの連動機構がつき
、ペンタプリズムのロゴは「miranda」から「MIRANDA」と大文字に

発売 1963-10(日本での発売は1965年)
定価 ¥31.500
シャッター B、1-1/1000

絞りの連動機構付き、フィルムカウンター自動復元式。
標準レンズ:ソリゴールミランダ50mmf1.9

ミランダFはもっともスタンダードなモデルであり、この 「F」を元にした 発展型が数多く作られた。後にミラーメーターが組み込まれTTL機のセンソマットへと進化した。「F」は「A」から順当に数えて6番目と言う事でのネーミングだと考えているが、これ以降のミランダのニックネーム「プアマンズニコン」と言うのはこの「F」がニコンFを彷彿とさせる事にからめてのことであろう。

ミランダFの特徴だが、ボディ側にプレビューボタンが移り、レンズ側にプレビュー機構がなくなった。
正面、マウントのエプロンの左にそのボタンがあるが、このボタンは取れやすく失われている事が多い。
フィルムカウンターは自動復元式になったが、なぜかDで出来ていた小刻み巻き上げができなくなってしまった。
Dは流線型ボディーであっても旧12角形時代のシャッター機構を持っており、このFをもって真の新しいミランダになったと言える。
旧モデルの特徴、ボディー前面にMIRANDA CAMERA CO.のロゴが入るのはこのFで最後になった。
*1965年、ミランダF、FM、オートメックスIIIの三機種が販売され1959年以来ストップしていたミランダの国内販売が再開した。
懐かしむ人も多いのが本機である。


COUPLED CDS METER FOR MIRANDA F
(late type) シャッターダイアルにFメーターの連動用の切り欠きがあるものが、このメーターと連動する仕様でFの後期型である。


 Miranda F

Miranda F


シャッターダイアルに連動のための切り欠きがあり、シャッターボタンのリングとレリーズキャップによってボディーへ固定する。

このメーターは、1.35v1個で作動、ASAレンジは6-6400
バッテリーチェッカーとHi-Lo2レンジ切り替えがOn、Offボタンで行なえ
乳白色の入射光アダプターが付属した。
メーター自体はこの時代によく見られるタイプの外光式メーターでとくに変わった特徴はない。



MIRANDA FM

売 1964-10
定価 ¥36,000

シャッターに連動しない外光式Cds単独露出計付きミランダF。
複雑な形状のペンタリズムファインダーカバー。
戦車の砲塔みたいな形だ。

ASA range 6-3200
MR-9 1.35v x1

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